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信長とスペースシャトルとトルコ嬢が出てくる映画とは

 脳みそが腐り始めると、眠れなくなるらしい。

 第3回トンデモ映画上映会改め、奇想天外シネマトークを、3月の第2回に続き懲りもせず見てきた。場所は前回同様、池袋の新文芸坐。司会は唐沢俊一御大、今回の選者はと学会メンバーで漫画家で、デスアニメコレクターの眠田直氏。

 冒頭、前座として瀧川鯉朝の落語が登場。実はこの上映会にくる直前、浅草でトンデモ落語会を見に行っていて、鯉朝の落語を聞いたばかり。さすがに同じネタはやらなかったが、落語に関してはいささか食傷気味(ちなみに落語会は、立川談之助師匠の「利勝と克由」で腹が痛くなった)。

 続いて、唐沢・眠田のお二人が登場し、デスアニメの紹介コーナー。痛いアニメーションが次から次へと登場。動かないアニメやら(アニメっていわないだろそれ)、途中未完成のまま公開してしまったアニメやら(途中から色がべた塗りだったりなくなったり)、アッー!なのやら、プチロリなのやら、特に最後に紹介した、実写とアニメを混ぜたエロでSFでロリな作品は、インパクトは強烈だがストーリーが全然頭に残らない、いかんともしがたいもので、もうこの時点でおなかいっぱい状態。

 そんな、ステーキを食べる前にインドカレーを食べてしまったような感覚の中、いよいよメインの映画の上映開始。ただそれは霜降りステーキというよりも、全部脂身の、ステーキとは似て非なる代物(まあそういうものを楽しむイベントな訳だが)。

 で、1本目は「REX恐竜物語」。1993年のお正月映画として公開された作品で、当時子役としてCMなどで大ブレイクしていた安達祐実を主演に起用し派手なキャンペーンを繰り広げるなど話題になった、一般にも知られる1本である。当時は恐竜ブームというのもあり、親子で見られる心暖まる子供向け映画という内容ではあるはずだが、そこは角川春樹監督作品!ただで済むはずもなく、ちょっと落ち着いた視点で見ると、つっこみどころのオンパレード。

 特にクライマックスの、安達祐実演じる女の子がレックスを連れて家出し追っ手から逃げるあたりは、もう失笑なくしては見られない楽しい展開。サングラス黒ずくめの男どもから逃げる途中、さっさと逃げないとまずいはずなのに、途中、教会の前で唐突にダンスを始めるは、わざわざばれそうな格好でレストランで食事をするは、通りすがりのスキーツアーバスに勝手に乗り込むは。そしてラストは、なぜか北海道の洞窟の奥の奥に広がるムー大陸に通じる道(!?)。さらに道沿いにはモアイ像がズラーッと立ち並ぶ。いったいどこなんだここは!感動のラストシーンのはずが、場内は大爆笑の渦。そしてスタッフロールが終わった後に、どうでもいいような落ちがあって大団円。果たして公開当時、この映画を見た親子の間にどんな緩和が展開されたのだろうか。

 続いて2本目、「幻の湖」。今度はさっきの脂身の固まりに、マヨネーズとあんこを塗ったような作品。一応、東宝創立50周年記念作品で、文部省芸術祭参加作品である。監督は黒澤明の「七人の侍」の脚本も手がけた橋本忍。公開は1982年。2時間44分という大長編である。

 琵琶湖の西、雄琴のトルコ風呂で働くヒロイン(演じるのは南條玲子)は、ジョギングが趣味で。琵琶湖沿岸を走ることをライフワークにしているという設定。細かくあらすじを追っていると支離滅裂になってしまいそうなので(つまり内容が支離滅裂なので)、大事なところだけ押さえて説明すると、拾った愛犬を殺されたヒロインが、犯人の男を追い詰め、ついには殺してしまう、という話。たかだかこれだけの話に3時間近く費やす映画とはいったい・・・、そして芸術祭参加作品って・・・。この上映中、犬が殺される前あたりで睡魔が襲ってきたのだが、犬を殺した犯人が売れっ子の歌手であることがわかり、ヒロインが復讐を果たすために上京し、音楽事務所に乗り込んでいくという展開に、眠気は一気に吹っ飛んだ。

 というわけでストーリーを追っても意味はないので、押さえておくべきトピックをあげると、

 ?トルコ風呂で働く同僚のアメリカ人女性が実は諜報部員。いきなり上空を飛ぶ戦闘機に反応して「あれはファントムじゃなくイーグルだ」などと英語でつぶやく。ヒロインが敵を捜していると聞いてたちどころに相手の素性を洗い出してしまう。

 ?話が途中で戦国時代に飛び、織田信長(扮するは北大路欣也)に攻め滅ぼされる浅井家の悲劇の逸話が展開される。

 ?ヒロインの働いているトルコ風呂に敵の男がたまたま客としれやってくる。そこでヒロインはここぞとばかりと出刃庖丁を取り出し、男に襲いかかる男は店から走って逃げ出し、ヒロインは包丁を持ったまま追いかける。男は雄琴の町中を走りまくりいつの間にかジョギング状態に。ヒロインもそれを追走。ついに琵琶湖大橋の一番高いところにまで走りつき、ようやくヒロインは男に追いつく(というか追い抜く、、、、っておい!)

 ?そしてついにヒロインは男に向かって包丁をぐさり!っと、その瞬間画面はいきなりスペースシャトル打ち上げのシーンに!そして宇宙空間を飛ぶシャトル(エンドロールに「特撮 中野昭慶」!さすが東宝、手を抜くことを知りません)。

 ?そしてエンディング・・・。タイトルの意味がここで明らかに!

 なにか、書いているうちに訳がわからなくなった。見ている間も、もはや眠いことなど忘れ、脳が溶け出した気分に。

その流れ出しそうな脳みそに追い打ちをかけるような3本目は「恐竜怪鳥の伝説」。これまでの食事の例えでいうと、デザートということになるが、プリンが出てきたと思ったらカラメルシロップの代わりにトンカツソースがかかっていたというところか。

 一部では知られる、東映特撮稀代の大失敗作といわれ、私も何度か見たことがある作品である。公開は1977年。確か同時上映がこれもカルト的珍作「ドカベン」(実写版)だったと記憶している。主演は渡瀬恒彦。そういえば、1本目の「REX恐竜物語」にも恐竜専門の科学者の役で渡瀬恒彦が出ていた。トンデモ役者、いや失礼。

 内容はというと、富士五湖の一つ西湖に恐竜が出現したとの噂を聞きつけた主人公が、本物の恐竜を見ようと追っかけているうちに、恐竜同士が戦う場に出くわし、そのとたん、富士山が大噴火を起こす、という話。ストーリーは知っていただけに安心して眠ることができた。

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