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「宇宙船」再浮上

宇宙船
 雑誌「宇宙船」が復刊した。表紙にある通り、まさに奇跡の復活といえよう。何せ、出版不況でオタクがらみの雑誌類は死屍累累の現状であり、また一度「休刊」を宣言した雑誌が再び日の目を見ることなど、そうはないのだから。
 「宇宙船」。知らない人のために説明しておくと、朝日ソノラマが1980年1月に発刊した季刊誌(一時期隔月刊だったことも)で、「機動戦士ガンダム」(第1作)が放映されるなどアニメブーム全盛の中、アニメだけでは納得できない私のような偏屈者に的を絞ったSF専門誌である。
 当時、SF雑誌というと日本公開直後の「スター・ウォーズ」など海外作品を扱った「スターログ」というのがあったものの、「ウルトラマン」や「仮面ライダー」や「ゴジラ」といった日本製の特撮作品を扱う雑誌は皆無だった。いや、皆無というのは間違いで、正確には「テレビマガジン」や「テレビランド」、「てれびくん」といった幼年誌ではその当時の戦隊もの(バトルフィーバーJ)などが扱われており、つまり「特撮=子供向け」という扱いしかされていなかった。そこに特撮オタクの我々はコンプレックスを抱いていたのである。
 そこに現れた、まさに救いの神のごとく現れたのがこの「宇宙船」だったのである。これでもう、幼稚園児に混ざって「テレビランド」をこっそり買わなくても済む、神保町で古びた絵本を高い金を出して買わなくても済むと。おそらくこの「宇宙船」の発刊こそが、アニメファンではなく「オタク」を世に送り出すターニングポイントだったと言えるだろう。
 その後、時は流れて2005年、日本特撮もすっかり「大人も見るもの」としての認知を獲得し、その役目を終えるかのように「宇宙船」は119号をもって休刊を宣言。そして出版元の朝日ソノラマも2007年に天寿を全うした。
 ところがである。ノスタルジーはまた特撮オタクの特性らしく、海底に埋もれていた戦艦大和のごとく眠りについていた「宇宙船」を再浮上させようと試みたのが、イスカンダルのスターシャならぬ、現代のオタクのダークサイドを引き受けている(と個人的に思っている)ホビージャパンだった。
 日本特撮が世界の中で確固たるジャンルとして君臨しているいま、「特撮ニュータイプ」など特撮を扱った大人向け雑誌は数誌ある。その中にあって敢えて亡霊のごとく昔の名前を冠して「宇宙船」を立ち上げたホビージャパンの冒険を、「宇宙船」で育ったオタクの一人として応援し、かつ見届けていきたい。
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ADAKEN:オタク(R40)一応ライターです。
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