Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

-件のコメント

コメントの投稿

新規
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

-件のトラックバック

トラックバックURL
http://adaken.blog4.fc2.com/tb.php/266-f7d7a8c6
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

街の電気屋さんの叫び

 3月31日から始まったNHKの連続テレビ小説「瞳」。前作「ちりとてちん」と比べると、ヒロインはやたらでかい割に個性に欠け、脚本も薄く演出もインパクトに欠け、やけに理屈を押しつける旧態依然の「時計代わりドラマ」だ。だが、唯一、「東京・月島」という、郷愁漂いつつも健気に生き続ける下町の風情に着眼して、とりあえず毎回見ている。
 その中で、今週、こんなエピソードがあった。
 瞳が住む月島の商店街の一角にある、いわゆる街の電気屋さん。時代の波に押され、長年構えた店をついにたたむことになり、店主の岡本信夫(笹野高史)は、同級生である瞳の祖父・勝太郎(西田敏行)らに飲み屋で慰められる。
 勝太郎は回想する。昭和28年、ちょうどNHKがテレビ放送を開始した年に月島の小学校に転校してきた電気店のせがれ・信夫は、クラスのヒーローだったと。信夫の店は遊園地のような夢の国だったと。信夫も語る。テレビを買いに来たお客さんは、目を輝かせながら品物を選んでいたと。
 ところが、時代は流れ、月島と佃を結ぶ渡し船が姿を消し、東京五輪と同時に佃大橋が架かる頃には、テレビはどの家庭にもあまねく行き渡る。
 信夫は嘆く。
「世の中便利になったらいらなくなっちゃったぃ!」
 勝太郎の家の台所の電球のサイズまで把握してくれている電気屋は、もう必要としない世の中になってしまっている。テレビの使い方に困っているおばあちゃんの面倒を見てくれる電気屋は、もう存在が危うくなっている。そんな21世紀の不条理。
 私の住む台東区三筋にも、ちょうどこの岡本電気のような街の電気屋さんが、昭和の佇まいそのままに営業を続けている。その光景を横目で見ながらも、きょうも自転車をとばしてアキバのソフマップへ向かう自分がいる。
スポンサーサイト

0件のコメント

コメントの投稿

新規
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

0件のトラックバック

トラックバックURL
http://adaken.blog4.fc2.com/tb.php/266-f7d7a8c6
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

Appendix

Profile

ADAKEN

ADAKEN:オタク(R40)一応ライターです。
オタク関連の原稿執筆のご用命はこちらへどうぞ
kadachi1966@gmail.com




Powered by FC2ブログ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。