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トンデモ本大賞2008リポート

mizu.jpg
 今年も日本トンデモ本大賞の季節がやってきた。コミケ、ワンフェスなど、マスコミに露出するオタク系イベントは数々あるが、そういうミーハー系オタク向けとは一線を画す、決してオタク濃度が薄まることのない硬派向けイベントといえるのがこのトンデモ本大賞である。
 今年は池袋・豊島公会堂に場所を変え(ってここ毎年転々としているわけだが)執り行われた。
 硬派系とはいえ、このところオタクの地位が上がったからなのか、年々前売り券がしっかり完売してしまうほどの人気イベントとなり、今回も会場には内容に似つかわしくない女性連れさえ多数見られるなど、徐々に変質しつつはあるようだ。一方で、入場者のざっと3分の2はリピーター。なかなか健全ではないか。

 まず冒頭、今年はと学会創設10000周年記念の文字が燦然と掲げられる!ちょっw、何の逆と思えば、2進法で16年といいたかっただけだそうで、、、。去年15周年というのをすっかり忘れていたので、こんな小ネタをぶつけてみたとか。まあ、知性あふれると学会イベントならではの演出と。
 その10000周年記念として、会長山本弘のと学会創設にまつわる再現ドラマを上映。
 続いて恒例のと学会エクストラ。と学会の例会での発表の様子を再現するコーナーだ。
 と学会、トンデモ本研究会という名前にかかわらず、最近は本だけでなくトンデモなアニメ、映画、グッズなど守備範囲はどんどん広がっている。そんな中今回このコーナーで取り上げられたものの一つが萌え系文房具「プレイステーショナリー」。運動着とちょうちんブルマ姿の女の子のフィギュアがくっついてるセロテープカッターとか定規とか鉛筆削りで、何がすごいって、説明書が無駄に分厚い。
 もう一つ、このコーナーでおなじみとなった中国のトンデモ専門家・明木茂夫教授の発表。今回は日本の漫画の中国語翻訳がいかにマニアックになされているかを紹介。ケロロ軍曹のセリフの一部で、「通常の三倍で」というくだりを「3倍」という言葉を敢えて使わず「紅色」というそこに何ら書かれていない単語を当ててしまうという離れ業!本当に最近の外国のお仲間たちときたら、、、。

 続いていよいよ本編。今年の大賞ノミネート作品の紹介。
 まず1冊目は「まもなく世界は5次元へ移行します―イベント・ホライゾン2012」。
まもなく世界は5次元へ移行します―イベント・ホライゾン2012まもなく世界は5次元へ移行します―イベント・ホライゾン2012
(2007/08)
エハン・デラヴィ中丸 薫

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 タイトルを見ただけでアレなわけだが、世にあるトンデモネタが凝縮されている、ある意味ありがたい1冊。筆者の電波感もほどよく、取っつき良さそうな内容。
 2冊目は「生命の暗号を聴く」。
生命の暗号を聴く 名曲に隠されたタンパク質の音楽生命の暗号を聴く 名曲に隠されたタンパク質の音楽
(2007/08/10)
深川 洋一

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 タンパク質のいわゆるプロテインスコアと、様々な名曲の音符の並びが“合致している”ことに勝手に着目して研究したという内容。何でもすりあわせて見りゃいいってもんじゃないと思うけどなあ。
 3冊目は「超不都合な科学的真実」。
 
超不都合な科学的真実 もうからない重要な発見はすべて潰される! (5次元文庫 み 1-1)超不都合な科学的真実 もうからない重要な発見はすべて潰される! (5次元文庫 み 1-1)
(2007/11/09)
ケイ・ミズモリ

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 すみません、この部分、睡魔が襲ってきてメモ取れませんでした。
 そして4冊目は「富を「引き寄せる」科学的法則」。
富を「引き寄せる」科学的法則 (角川文庫 ワ 5-1) (角川文庫 ワ 5-1)富を「引き寄せる」科学的法則 (角川文庫 ワ 5-1) (角川文庫 ワ 5-1)
(2007/12/01)
ウォレス・ワトルズ

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 最近本屋の目立つところに平積みになっている「ザ・シークレット」のベースになった本の翻訳。いわば元祖「引き寄せ本」。実は原著が書かれたのは1910年。1世紀も前に書かれた書物をトンデモ扱いするのは卑怯な気がしないでもないが、この原著に対する翻訳がすでに何冊も出ていて(著作権が切れているため訳し放題らしい)、それぞれ微妙に訳が違っていたりするというのは着眼点として面白かった。

 という以上4点で、見ての通り、今年は強烈なインパクトを持つ作品がない。司会の唐沢俊一先生曰く「今年はバターとトンデモが不足しております」。そのためか、トンデモ本大賞としては珍しく1冊目と4冊目とで票が割れた。私は1冊目のやつに入れたが、結果は4冊目の「富を「引き寄せる」科学的法則」が大賞を受賞した。

 そんな大賞選びが地味になった一方でも、決して見に来た客を裏切らなかったのは大賞発表に先立って登場した2大ゲストだ。
 1組目は、昨年登場してその後大ブレイクした(よね?)トンデモクラシックデュオ・杉ちゃん&哲平。今回は、今月下旬に発売するCD付き新刊「トンデモ音楽の世界」のプロモートを兼ね、唐沢先生プロデュースの「チャイコフスキー怪獣狂騒曲」。ガメラとかキングコング対ゴジラとかガッパとか、君はついて行けるか!
 そして前回披露してくれた「アイネクライネソフマップ」のバージョンアップ版と称してアイネ・クライネ・ナハトムジークにソフマップだけでなく、石丸電気にオノデンにヨドバシカメラまでブレンド。できればアンコウ家族も入れて欲しかったんですけど。
 続いて登場したゲストは活弁士・坂本頼光氏。そもそも活弁しなる職業が未だ存在するというのも驚きだが、坂本氏は28歳という若さ。で、まずは普通の活弁士らしく、大河内伝次郎の無声映画を名調子で語っていく。でも、本番はここから。実はこの人、知る人ぞ知る自作アニメ職人で自分でPCを使ってアニメを制作して自ら活弁の声を当てるという離れ業をやってのけるスゴイ人なのである。
 で、どんなアニメかというと、始まったのはその名も「サザザさん」。え?それって日曜の夕方にやってる誰もが知っているアレ?いやいや、まあこれをご覧あれ。

 実際会場で見せてくれたのは今朝出来上がったという最新作で、上の映像より出来はずっと上。波平さんが殿山泰司だったりタマが小池朝夫だったりほかの磯野家の人々がやたら水木キャラだったり(ワカメが(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル)、もう何でもあり。良くこんな人(いや、神というべきだ)連れてきたと思うわ。
 さらにこれだけでは終わらず、ステーキを食べたあとに出てきた天然鰻の蒲焼きみたいな作品が「ゴジラ対鞍馬天狗」。残念足がらこれはネットを探せても出てこなかった。2002年に坂本氏が作ったMADで、初代ゴジラと嵐寛寿郎扮する鞍馬天狗が戦うという筋だが、「生きる」まで取り混ぜた志村喬の扱い方とか鈴木宗男の証人喚問の映像を(白黒に加工して)織り込ませたり、もう「サザザさん」以上にやりたい邦題。本当の神というのは、ニコ動ごときでは易々とみれる代物じゃないわけです。

 というわけで最後の活弁がすべてを差レっていった印象の2008トンデモ本大賞であった。
 ※トップの写真は場内で売っていた妖しい水です。みんな水に「ありがとう」と語りかけてから飲んでおりました。
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ADAKEN:オタク(R40)一応ライターです。
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