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かもめ食堂

 映画「かもめ食堂」を見た。まったく予備知識もなく、前評判もまったく知らず、出演者のメンツ(小林聡美、片桐はいり、もたいまさこという濃い女たち)と若干のあらすじだけを元に、ほぼ衝動的に見た。単なる時間つなぎのつもりで見た。最近見た映画の中では、それほど強烈なインパクトもない穏やかな内容だったが、そつのない作りにじわりじわりと惹かれていく内容だった。

 舞台は全編、フィンランド・ヘルシンキの港町。客がまったく寄りつかない小林聡美扮するサチエの店・かもめ食堂に、現地の青年がやってくる。青年は胸にニャロメの絵がついてるTシャツ姿。コーヒーを運んできたサチエにいきなり、ガッチャマンの歌を知っているかと尋ねる。いわゆる典型的な勘違い系日本オタクだ。それくらいは当然知ってるさと歌って見せようとするサチエだが、歌の冒頭、「だれだ だれだ だれだー」まで出てくるものの、その先が思い出せない。ちなみに私は2番まですんなり歌えるが。ここまででオタクの私の心をつかむには十分だった。

 なかなか思い出せないか歌ほど気持ち悪いものはない。頭の中で「だれえだ だれだ だれだー」のフレーズだけがかけずり回りながら、ふと入った喫茶店で、「ムーミン」(日本人が思い出すフィンランド文化の基本ですね)の本を読んでいる日本人(片桐はいり、目立ちすぎですよこの人)を発見。さっきの青年の如く、唐突に「ガッチャマンの歌を知っていますか」と切り出すサチエ。いきなりの問いかけに片桐扮するミドリは、紙とペンを取り出してガッチャマンの歌を歌いながら歌詞を書き出していく。

 そんなけったいな出会いから、かもめ食堂での日常の物語が展開していく(この先は映画館でどうぞ)。

 冒頭を説明する限りでは、電車男のようなオタク的内容に思われそうだが、それぽい内容はここまでで、その先はどちらかというと「男はつらいよ」に通じるような人情話的喜劇として話は進んでいく。

 それにしても、西洋人というのはおにぎりというものに不気味さを抱くのだろうか。もたいまさこが食堂でおにぎりをほおばるシーンで、周囲のフィンランド人の客がこぞって彼女が食べるところを不審そうに見つめるのである。また、現地の中年女性がおにぎりを食べるときでも、やや躊躇しながらそっと口にしていく。西洋人は、どうも海苔というものに違和感を覚えると、以前聞いたことがある。「このブラックペーパーは何だ」といわけだ。でも、いったん口にしてしまえばなんということはない。それが、単純だが異文化交流の入り口。オタク文化のような表面的日本ではなく、文化の魂(おにぎりは日本のソウルフードとやたら強調していた)に触れる瞬間なのかも知れない。

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ADAKEN

ADAKEN:オタク(R40)一応ライターです。
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